今日から衣替え、会社勤めの方はクールビズで、この異常な暑さから少しは解放されたでしょうか。エブリサンデーの私は、誰に遠慮することもないので、気ままな装いでの隠居暮らし。とはいえ、風采の上がらないのを助長する格好も、山暮らしとはいえ誰かに見られていることもある。多少なりとも人の目を気にすることは、若さを保つにも必要なことと思っている。

霧ヶ峰・車山周辺のレンゲツツジは蕾も膨らんできたが、開花は来週あたりになりそう。写真は車山肩から少し下った富士見台、山を少し登ると八ヶ岳の上には夏の入道雲。レンゲツツジも、陽当りの良い斜面で咲き出していた。

車山肩から車山を望む。電気柵の中にはレンゲツツジの色づいた蕾、ニッコウキスゲは柵外でも増えているようで嬉しい。電気柵が昨年よりも広げられたことで、シカの侵入が抑制されたのかもしれない。

コバイケイソウが大きくなって、花芽を付けるのも近そう。レンゲツツジからバトンを受けてコバイケイソウが咲き、ニッコウキスゲが山を黄色に染める7月へ、山はこれからが花の季節になる。

庭では一足先に、ニッコウキスゲが咲き出している。

キバナノヤマオダマキも今日開花した。今年は庭の柵外でも鹿に食われることなく育っているので、自宅周辺ではたくさん見られそう。

チゴユリが咲いている。撮影者泣かせの下向きの花、地面すれすれで撮った一枚。

ユキザサ、園芸種のヒメユキザサと比べると、花茎も花も倍以上に大きい。葉巻のような新芽は、山菜としても美味い。

マムシグサ、小屋周辺の山林や道端で鎌首をもたげた独特の姿を見せている。

チシマタンポポ、元は植えたものだが、環境に適応してどんどん増え、生育地を拡大している。

ヒメフウロソウとベルフラワー2鉢。冬越しをした横浜から持参したものだが、涼しい環境が気に入って、何年も植え替えしないのに今年も良い花を見せてくれた。シクラメンとともに、来年もこの花を咲かせるのが私の山での仕事、ヒメフウロソウは挿し穂をたくさんして育っている。