三段紅葉を求めて、日帰りで西穂高へ遠征(24日)。と言っても本格的な登山ではなく、新穂高ロープウェイに乗って山頂駅へ。そこで山を眺めて帰るのが観光客のほとんどだが、ロートルと言っても少しは登らねば気が済まぬ。ということで古稀三人組、西穂山荘まで一時間半のアルバイト、小屋からは展望もイマイチなので、さらに上へと尾根道を辿る。

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西穂独標まで到達できなかったが、上天気に背を押されて手前の丸山近くまで登る。前穂の頂きも尾根の右から顔を出してきた。

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正面には笠ヶ岳(標高2897㍍・日本百名山)の堂々とした姿、右に抜戸岳から北ア最深部の双六岳などへと山並みは続く。

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活火山の焼岳、入山規制が取れて登ったのは10年ほど前だったか、御嶽山が噴火して一カ月が経とうとしているが、そんな危険があることを知らなかった。目の前の焼岳が噴火したら、眼下の上高地(左下に梓川)は陸の孤島と化してしまう・・・などを思うのも御嶽の噴火があったればこそ。左奥には乗鞍岳が聳える。

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紅葉は山麓に下りている。ロープウェイからの眺める山麓の紅葉がピークを迎えている。西穂高の尾根から望めない槍や穂高の頂きが、遮るものなく見られるのはゴンドラの中が一番だ。