夏の楽しみといえば、テレビ桟敷での高校野球の観戦。三重高校と大阪桐蔭の決勝戦は、期待通りの好ゲームとなった。勝利の女神は大阪桐蔭にほほ笑んだが、三重高校の健闘にも感銘を受けた。土砂災害などの暗いニュースが続く中で、溌剌としたプレーを観ると心も和む。いつの間にか残り少なくなった夏、昼寝しながらラジオで野球を聞くのも楽しみだった。処暑を過ぎて、朝晩は初秋の風を感ずる。明後日までは晴れ間も望めそうにない不安定な天候が続くとか、出掛ける気持ちも萎えてしまう。

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ヤマホトトギス、茎頂に付いた花芽はほとんどが虫の御馳走となり、半月遅れて顔を出した葉腋からの花芽、虫もいなくなり花を見せてくれた。普通のホトトギスはこれから、本種は自然のもの、花被片の反り返るのが特徴的でヤマジノホトトギスとの違いでもある。

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タムラソウ(田村草・キク科の多年草)、がアザミに似た花を開き出した、秋の訪れを告げる花と言える。

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マツムシソウ、暑い夏を乗り切ってまだ咲き続けている。庭では花も終期に近いが、近隣の山ではこれからが見頃となる。

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エゾカワラナデシコ?先日アップした花と比べると、同じ庭でも花の直径が6㌢と二回りほど大きい。個体差による違いか、それともタカネナデシコなのか、残念だがどこのものかの記憶も覚束ない。

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ヤマユリが玄関脇で咲いた。他のユリたちが既に種を膨らませ始めているなか、生育環境の悪さから蕾のままで終わってしまうかと心配もしたが、なんとか間に合った。

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花丈は2㍍を優に越え、皇帝ダリアと競うかと思うほどの花丈。見上げるヤマユリに蕾も含めて花は10個付いているので、球根も大きくなっている。今はミツバツツジなどのコサ(日蔭)になっているので、秋遅くには場所替えをしてやろう。

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オトギリソウ、庭に植えたものではないが咲いている。日当たりのよい周りの空き地でも、普通に見られる花。山に咲くイワオトギリと花は同じだが、草丈は平地なので大きく育ってしまう。

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ハギ、地面に張り付くような小さな株だが、マメ科らしい可愛い花を咲かせていた。

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ルドベキア(北アメリカ原産のキク科の多年草)、こぼれ種で良く増え寒い山にも適応して生育、小屋周りを黄色に染め上げている。八ヶ岳山麓ばかりではなく、暑い横浜などでも咲き続けている元気な花。