今日(29日)の日本列島は広範囲で晴れ、アメダスによると大泉町の最低気温は16.6℃、最高は28.7℃で、湿度も少なく過ごし易かった。土用の丑の日、うなぎは無理としても、栄養のあるものを食べ、夏バテをしないように努めたい。絶滅危惧種に指定された日本うなぎ、河口で獲るシラスウナギを制限し、海に下るうなぎを守らなければ、ニシンやハタハタと同じような道を辿る。スーパーの店頭に一年中並ぶ「うなぎのかば焼き」、高くなったとはいえ手軽に食べている日本人の食を、スローフードに変えるのは時間がかかる。

フシグロセンノウが咲きだした。時を同じくしたように、庭のあちこちで独特の朱色が目立つようになった。だいぶ減らしたが、庭が朱色に染まる日も近い。

アカバナシモツケソウが元気だ。シモツケソウと思っていたが、知人から赤が濃いのではという指摘を受け調べた結果、アカバナを頭に付けることとした。

シモツケソウの高山型の変種がアカバナシモツケソウとか、アップにしてみると一つひとつの花の集合が面白い。

キツリフネが咲いた。玄関脇の大きな火鉢、イワカガミなどが植えられている中、今年も種が残って芽を出したもの。

ワレモコウが色付いている。

ヤマユリ、花茎もまだ細く今年初めての花、一輪だけだが花が大きいので、倒れないように、紐で茎を支えている。沢山の蕾を持った親のユリや、兄貴分のユリもここ数日で開花するだろう。昨年はヤマユリ、カサブランカの球根を食われたが、今年はイノシシの襲来はいまだ無い、来ないことを祈っている。

コオニユリが咲いた。このユリは土地を選ぶ。種が飛んで芽を出したところが、生存の適地というのかもしれない。2~3年生ぐらいの実生のユリでも、球根は深くて移植は難しい。

キキョウ、栽培種ではないので花丈は1㍍を越えるほどとなった。秋の七草の一つだが、女郎花(オミナエシ)などより一足早くの開花となった。

キオン、今年は雨が多かったせいか、白っぽい葉の色。薬剤の散布で、何とか開花にこぎつけた。先日訪れた車山周辺でも、開花が始まっていた。

タチフウロ、ハクサンフウロなどより枝ぶりも頑丈、花も一回り大きい。