今日は富士山・山梨側の山開き。雲の間から御来光が拝めたとニュースになっていたが、山に登る予定もないのに八ヶ岳山麓に昨日、戻ってきた。梅雨時の天気は先が読めない、特に今年は寒気の影響で不安定な天候が続き、午後は雷雨の確率が高い。一週間ほどの短い滞在の中では貴重な晴れ間、青空に誘われ霧ヶ峰・車山を歩いてきた。

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車山肩近くからレーダードームのある車山山頂を望む。鹿対策の電気柵、写真を撮ると嫌でも入ってしまう。ニッコウキスゲの花芽はまだ見えない、春の花も遅れていたとのことでレンゲツツジがまだ残っていた。夏のような入道雲が今日も湧いて、八ヶ岳や南アルプスは午前中から雲の中に隠れてしまった。

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コバイケイソウがやっと咲きだした、草原では存在感のある美しい花。草原の花の季節はこれから、レンゲツツジの朱色だけが目立つ。背景は八島湿原、美ヶ原は雲で見えない。

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レンゲツツジの朱色は、厳しい環境で育つほど色が濃いようだ。

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ヤツガタケキンポウゲ、頭にヤツガタケを付けて固有のものという説があるが、ウマノアシガタ(金鳳花)だよ、という人もいる。同定は難しいね。

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ヤマブキショウマかな、トリアシショウマとの見分けはこれもまた難しい。庭で咲きだしたが、チダケサシらしいものもあるので悩ましい。

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タマガワホトトギスが庭で咲きだした。秋に咲くのは紫色のホトトギス、こちらは夏に咲く黄花、蕾は虫に食われ少なくなったが、何とか残ってくれた。


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霧ヶ峰・車山で花を見ることは叶わなかったが、小屋に戻るとニッコウキスゲが最後の一輪を咲かせていた。

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シモツケ(バラ科の落葉低木)が咲きだした。寒さに強く繁殖力も旺盛、そこかしこに生え育ってくれる。