今日は肌寒い曇り空、週末は雨模様と良い天気は続かない。昨日(17日)は台風一過の日本晴れ、紅葉の山を眺めに出掛けたが冷え込んだ。大泉町の最低気温は3.5℃、北岳はうっすら雪化粧し甲斐駒も初冠雪(甲府の気象台は未確認)していたように見えた。小淵沢から中央道を北上、諏訪周辺からは北アルプスの真っ白な姿が望め、雪山と紅葉の写真が撮れると喜んでいたのだった。

志賀高原から草津に抜ける国道292号線は、凍結のため通行止めと朝のニュースは伝えていた。しかし、10時過ぎれば通行も可能と読んで出発したのだが、この時季でこの雪の量、雪になれた北海道でも驚いたという寒気の流入、紅葉どころではなくなってしまう。渋峠で12:55分に撮る。

樹氷?エビの尻尾がシラビソなどについて、あたかも厳冬期のようだ。標高は2100㍍ほどとさほど高くはないのにこの積もり具合、北アルプスは白い屏風姿で見えたので相当な積雪だったろう。

草津白根へ続く山なみハイウェーは、ごらんの通りの雪景色。

ナナカマドの実も、雪に凍えそう。

同じナナカマドだが、こちらは草津白根をだいぶ下った辺り、つやつやの赤い実が青空に映える。

志賀高原の中心部、蓮池周辺の紅葉はこれからなのだろうが、一気の寒さで落葉してしまうこともある。

ダケカンバが良い色になって来た。奥志賀・熊の湯への分岐、平床で11:30分に撮る。

左に雪の付いた北岳、右は甲斐駒ヶ岳。甲斐小泉駅近くで出発直後の17日の朝7;45分に撮ったもの。

富士山初冠雪を追加。
19日の朝、甲府気象台は富士山の冠雪を確認、発表した。清泉寮前の大草原での収穫祭会場からも富士の初冠雪が望めた。ホールラッシュ祭、八ヶ岳カンティフェアの幕開けを祝うかのように、曇り空の中から富士山も雄姿を見せてくれたようだ。