台風一過の快晴が続いている。空気が入れ替わって、北からの高気圧が八ヶ岳山麓を覆って昨日は冷えた。大泉町の最低気温は6.6℃、この数字で驚いていたら、お隣の野辺山は0.8℃と日本一の最低気温を記録した。今日(18日)は11.3℃と少し緩んだが、初霜の便りは各地から伝えられてきた。好天に誘われて八ヶ岳の山を眺めながら、秋の恵みを探し山麓をうろついてきた。

八ヶ岳連峰も久しぶりに良い姿、ススキも出そろっている。明日は中秋の名月、雨の心配もなさそう、十五夜のお月様を迎える準備は整った。野辺山高原・平沢峠から撮ったもの。


庭のホウオウシャジンも咲きだした、イワシャジンの変種で鳳凰山での固有種と言われている。八ヶ岳に定住して10年、子供が沢山育ち知人らにも貰われて育っている。花の盛りには、細い数十の花茎に数えきれない花を付けてくれる。

山ブドウを採った。これからが採取本番の時季となるが、連休後に山を留守にする。一週間後に舞い戻る予定だが、下見した高いところの実が無事に残っているかは、祈るほか守る術は無い。

ヤマシャクヤクの実。赤いのはダミーで、本物の実は青黒い。発芽まで1~2年もかかり開花までも数年、種まきしたことさえも忘れてしまいそうで、長生きしないと花は見られない。