爽やかな秋らしい空、そして風が八ヶ岳山麓でも吹くようになった。今朝の大泉町の気温は17.9℃、ここ一週間は朝晩20℃を切って過ごし易い。しかし、昼間の気温分布をアメダスで見ると、今日は全国的に赤や茶色が広がって暑さが戻って来たようだ。気仙沼で秋刀魚が水揚げされたとの秋らしいニュース、例年より二週間ほど遅いとのことだった。食欲の秋、太った秋刀魚が安くなって八ヶ岳の山麓にも届くようになることを願っている。気温がもう少し下がり本格的な秋が訪れると、山暮らしの楽しみでもある栗飯やキノコ汁が食べられるようになる。

イメージ 1
山ブドウが色付きだした。毎年採っている場所に出来具合を確かめに出掛けたが、気温が高い影響なのか、昨年より10日ほど早く色付いた実もあった。熟するまでにはまだ半月ほどあるが、それまで他の人に採られずに残っているかは分からない。いくつかのポイントを頭に思い浮かべ、今年もジャムが作れるほどに採りたいものだと、採らぬ狸の皮算用をしている。

イメージ 2
クサボケ(草木瓜)の実を採って来た。山ブドウを見に出掛けたついで、地梨(じなし)とか酸実(しどみ)と呼ばれているクサボケの実、焼酎に漬けて果実酒を作れる位の量を確保した。小屋の周辺にも実がなっており、ビニール袋片手に散歩している人らが何かを採っている様子、何人も見かけたので観察しているとボケの実をとっていた。それなら我もと探してみたらば出遅れ、ほとんどが採られてしまった後。ならばと、山に入って採ってきた次第。ネットで作り方を学び、さてさて熟成した1年後が楽しみだ。写真の山ブドウは、手の届く高さにあったので試しに採って来たもの、まだ酸っぱそうだ。

イメージ 3
サラシナショウマ(晒菜升麻・キンポウゲ科の多年草)、山菜として若芽を茹で晒して食べたからの名前なのだろう、草むらから立ちあがったよう背丈が大きく、ブラシのような花を揺らしていた。

イメージ 4
追加
クサボケ酒作りました。採って来た実をお日様にあてて追熟、黄色が足りないのを残して焼酎に今日(13日)漬け込みました。さて、出来具合はいかに・・・。