東北で大雨が続いていたが、昨日から中国地方でも記録的な猛烈な雨。これまでに経験したことのないような雨、と気象庁が発表し警戒を呼び掛けている。八ヶ岳山麓の山梨でも不安定な天気続き、晴れていた空が雲で覆われヒグラシが急に鳴きだした。今日も全県で雷や洪水注意報が出され続けている。アメダスによると大泉町の最低気温は17.8℃、最高は28.8℃と梅雨明けがまだのような陽気だ。

フシグロセンノウ。昨日一輪花を開いたら、今日には他の蕾も一斉にパッと咲いた。庭ばかりでなく周りの空き地などでも、同じ日に咲きだした。この花の色は独特の朱、薄暗い林の中でも目立つ存在。DNAが同じなので咲くのも一緒なのだろうか、ヒガンバナのようだ。

キキョウ、庭にあるこの花は背丈も1㍍ほどになるので、いつも添え木の世話になっている。これと比べると、園芸種のキキョウの花は大きいが、花茎は30㌢程と小さいので庭の端で咲いている。

キツリフネが咲いた。玄関前に置いた火鉢の中、ツリフネソウと成長争いをしているが今のところ背丈は70㌢程と互角。花が咲くのはキツリフネが先、ツリフネソウは半月遅れだが晩秋まで咲き続け、日蔭の足元ではイワカガミなどが育つている。

タカネナデシコ、カワラナデシコの高山型、萼の下の苞が2対なのが特徴。この花は増やすことをしなくとも、勝手に芽出し増えてくれる。少しの風でも花がユラユラ、写真に撮りずらい花だ。

ヤマユリが咲いた、棒を四方に立てて守って来たもの。一部に花芽を鹿に食われはしたが、これはイノシシに球根を盗られることもなかった。球根を食われたカサブランカやヤマユリも、開花は少し遅れそうだが蕾は膨らんできた。

ヤマホトトギス。普通のホトトギスは秋に花を咲かせるが、こちらは初夏に花を終える。花茎は沢山立ち上がるが、花芽の大部分は虫のご馳走となり、庭にあっても花を見ることが少ない。

おまけ
シクラメンは今年も山で梅雨を乗り越え、夏越しも何とか果たせそう。右のは5年目、真ん中の二つは4年目、一つは球根が割れもうだめかと思ったが、新葉を伸ばし花も期待できそう。左端はガーデンシクラメン、土を入れ替え初めての夏越しとなる。