今日が今回の猛暑ピークとか、アメダスの気温分布を見ると東北を除き赤が広がっている。山梨・甲府盆地に溜まった熱が、ブドウの産地・勝沼へ流れていく。39℃超の猛暑が4日も続いた、日本一は富士山だけでいいとは地元の人の弁。日焼けを防ごうと袋かけしたブドウ、蒸れて売り物にならなくなったとニュースが伝えていた。アメダスによると大泉町は最低気温20.7℃、最高気温は35.1℃に。木々のある小屋にいても30℃を越えて暑い、散歩するのは早朝しかなさそう、暑いので専ら庭の花アップでご容赦願おう。

レモンイエローのユウスゲが昨日(11日)咲いた。夕方の4時頃から花が開きだし、写真を撮った6時前にはこの姿。朝日にあたると萎んでしまう短い命、これだけの蕾があれば一週間は楽しませてくれるだろう。

シモツケソウ、蕾が赤いゴマ粒のように色付き膨らんで開花。遠目で見ると薄ピンクのモヤモヤに見えるが、アップで観ると一つひとつの花がしっかりと自己主張している。

キンバイソウ(キンポウゲ科の多年草)が咲いた。花も大きく、黄色よりオレンジ色が濃いので目立つ存在だ。

クガイソウ、草原では風に靡いて揺れ動き、撮りにくい花。葉が何段も輪生することから、この和名になったとか。

ウスユキソウが白くなってきた。薄雪の名の通りだが、白いのは花ではなく苞葉。

庭の入口に柵を作った。イノシシにヤマユリなどの球根を食われたので、付け焼刃の対策。今までは鹿除けのロープや棒を渡しただけ、潜れるのだからイノシシの侵入は容易い、これもまた気休め程度かも。NHK・クローズアップ現代で、原発避難地区での野生動物の増加が取り上げられていた。本来は臆病なイノシシなどが、昼間も出没して人を恐れなくなったと。知床でのヒグマも同じような新世代が増えている、動物と人との距離感を教えるのは、やはり人間なのだが。