関東・甲信は今日、平年より15日も早い梅雨明けが発表された。梅雨明けと共に関東各地では猛暑も到来した。梅雨明けを予測したわけではないが、晴れと暑さが続く首都圏を逃げて久しぶり山に戻って来た。二週間以上も山を留守にしたので、鉢物を枯らしてしまったかと心配したが、適度に雨もあって心配無用で安心、庭に咲いていた花も入れ替わって新顔が増えていた、順次アップしていく。

ヤマブキショウマ(バラ科)が良い花を付けている。小葉にはヤマブキに似た平行脈がある。

チダケサシ(ユキノシタ科)、茎の先に泡のような小花を沢山付け、ほぼ直立して咲くのがこの花。

カラマツソウ(キンポウゲ科)も咲きだした、白い糸状の花がカラマツの葉に似ることからこの名に。草原でも目立つ背の高さがあり、庭では断トツの大きさから撮影には脚立が必要なほどだ。

ヤマユリが1本、カサブランカが2本イノシシにやられた。スコップで掘ったように根を掘り上げ、新しい球根を食うのだ。花芽が10以上も付き咲きそうになる頃、太くなったものが狙われた。新しい球根が充実するのを、イノシシの嗅覚は探知する。柵をしたのでもう安心と油断していたら、見事に裏をかかれた、ピンポイントでユリだけを狙い、他には目もくれないので被害はない。写真はヤマユリ、来年用の球根はないが花芽が膨らみ咲きそう、根もあるので埋め戻した。

こちらマムシグサ、庭の外に生えていたものだがこれが食われるとは驚き、サトイモ科の多年草だから球根が狙われたのだろう。