久しぶりの雨の一日、大泉町の気温は最高が14.9℃と昨日と比べ急降下し肌寒い。乾燥していた庭や山麓の木々が雨に濡れ、新緑が目にしみる。山笑う季節が到来した。庭のレンゲツツジの蕾が、丸く膨れてドングリのようだ。雨降りの土曜は小屋籠り、「かんさい土曜ほっとタイム」を聞きながらパソコンでブログなどの原稿を作っている、ラジオは邪魔にならない。テレビを付けると、NHKを含めてバラエティー番組が花盛り、お笑いタレントがバカ受けする時代はなぜか寂しい、と思うのは爺の嘆き節か。

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ニホンサクラソウ、今が盛りと咲き誇っている。古典的なピンクに加え、白花などの色変わりも咲きだした。シバザクラもニホンサクラソウも寒さに強く増えるので、グランドカバーとして庭には欠かせない一種といえる。

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キジムシロ、先日は地に生えているものをアップしたが、今回は木の鉢に植えたものが満開。鹿に食われ花を見られなかったので桶鉢に入れたが、「何だこの花」と思う方もいるだろう。同じような黄花にミツバツチグリがあり、庭にも蔓延っている。違いは葉の付く茎の太さと葉の付き方、一株の花の多さにある。

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ホソバノアマナ、八ヶ岳牧場周辺の探索に出掛けた際に見つけたもの。八ヶ岳・横岳周辺の稜線で見られるチシマアマナと花の形は似ている。

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ニリンソウが満開、こちらの新芽は食べられる。庭で咲いているが、まだ食べるほど増えてはいない。

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トリカブトが八ヶ岳の山麓では目立つ。花は濃紺で目立つのだが、芽出しの頃はニリンソウとそっくり。誤って食べたら、命にも関わる一大事となる。

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ヒトリシズカ、この位の小さな株がこの花の名にふさわしい。

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ゼンマイを見つけた。ワラビは採るが、ゼンマイは揉んで乾燥したりと手間がかかるので、少しでは採る気にならなかった。山採りしたら直ぐに木灰を入れた湯に漬けあく抜きすれば、乾燥を経なくとも生で美味しく食べられるのを知った、今度見つけたら採ってこよう。

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ユキザサ、この槍の穂先のような芽を今年初めて食べた。庭に二三本出ていた頃は邪魔にもならなかったが、6~7本も出てくると花茎が1㍍にもなるので厄介。大きくなってからカットしていたので、今春こそは食べようと芽出しを待っていた。苦みがあって山菜らしい味だ。

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ツリガネニンジン、東北などではトトキと呼び貴重な山菜として食してきた。庭では茎が一㍍を越えて這いまわるので、初夏に切り戻しをしてきた、それでも花は咲く。今年は新芽の頃にこれも食ってみた、茹でて水にさらしポン酢で、ヤブレガサやユキザサと食べ比べてみたが、トトキが一番癖も無く食べやすい。