一週間ぶりで山に戻ってきました。今回は家族連れですから、気儘なマイペースは封印して6日まではホスト役に徹します。今日は東名・御殿場経由、連休の初日でしたが少しの渋滞だけ、横浜の自宅を出て4時間で山麓の小屋に着いたのですから、ラッキーな旅でした。この日の大泉町は最低気温4.7℃、最高は12.5℃。白馬では雪が降り北風も吹いて、体感的には冬に戻ったような寒さです。

キバナイカリソウが咲いていました。霜で萎れた花芽もありましたが、何とか残ってくれました。

こちらもイカリソウ、産地は不明なのですが繁殖力の強い種で、庭のあちこちに子供を増やしています。

ニホンサクラソウが咲きだしました、改良したニホンサクラソウはこれから咲きますが、今咲きだしたのが原種のような感じです。

ニリンソウが咲きだしました。寒い日が続いたので開花が遅くなり、一週間のご無沙汰でしたが花を見ることが出来ました。

マイズルソウの芽出し、葉が広がりだすともう花芽が見えます。

シラネアオイ、霜にやられました。先週開花を喜んだのでしたが、早すぎは危険が伴うものです。何とか助かりそうですから、明日の冷え込みを乗り切れるように寒冷紗で霜対策をしました。

サンカヨウも無残な姿になりました。3本の花茎と思ったら5本も出てきたのでしたが、ひどい凍傷です。周りにはエンレイソウの子供たちが育っています。隣にあるシラネアオイ、芽出しが遅かったことで霜の被害はありません。

ホトトギスも葉先がチリチリ。しかし、下には元気な葉が見えるのでこちらは安心です。

今日の富士山、数日前の雨が山では雪だったようです。御殿場の手前、鮎沢PAから撮ったもの(9:40)。