今日の大泉町の最低気温はアメダスによると9.0℃、最高は19.9℃。五月下旬頃の気温で、甲府などでは夏日になったと。山麓もやっと霜注意報からの縛りも解け、本物の春らしい陽気となりました。庭に気持ちは取られてしまうのですが、テーブル下の断熱シートを外したり、窓に貼った結露防止のフイルムを取って、冬から春へと部屋の模様替えをしたところです。

ヒメオドリコソウの群落です。長坂インター近くで買い物、大泉に戻る田圃道の休耕田?だったのでしょうか、畑一面が薄紫色に染まっているのに気が付いて停まってしまいました。オオイヌノフグリやホトケノザも咲いていますが、ヒメオドリコソウの群舞に圧倒され目立ちません。写真右に写っている森が谷戸城跡、道路脇には「ゆっくり走ろう 大泉・・」の標識が建っていました。

谷戸城跡のソメイヨシノが満開です。ローカルなこんな場所に観光バスが集まり、その数なんと十数台。城跡で花見をしながら昼食を済ませ戻ったら、車はバスに囲まれていました。バス数台分の駐車場しかないところですから、狭い道路にも停める。トイレは長い行列、北杜市でサクラの観られる場所は限られてきました、行先は知らされていないミステリーツアーとか、こんな旅が流行っているんですね。

泉小学校下のグランド、満開の桜に囲まれて子供たちが野球の練習中でした。こんもりとした森が谷戸城跡、南アルプスの鳳凰三山、北岳、甲斐駒ヶ岳などが一望できます。

校舎からは富士の姿も、上の写真などを撮ったのは土曜日でした。

タチツボスミレでしょうか、スミレは沢山の種類があるので同定は難しい。小屋周りの日当たりが良い草むらで咲いていました。「山路来てなにやらゆかしすみれ草」芭蕉

カタクリ、早いものは種を付け始めていますが、晩生のもありこれから花を咲かせます。周りを見ると、松の葉のようなカタクリの子供、ひょろひょろと立ちあがっている今年芽出した一年生。二年目、三年目の先輩もまだまだ一葉で過ごしています。蟻が種を運ぶので、想定外のところでの芽出しにも慣れました。