日本列島は寒気に覆われ、季節は3月に戻ったような陽気です。今朝の大泉町の最低気温は-1.6℃ですから、ストーブは片づけられません。ここ数日、晴れているのに急に雪が降り出すような天候にも驚かされます。明日はもっと冷え、もちろん霜注意報も出されているので、夕方になり慌てて芽出しの早かった草花たちに、寒冷紗を切って掛けたりしています。

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フジザクラが八ヶ岳の山麓で咲きだしました、下向きの小さな花は可憐です。ヤマザクラはまだ蕾は固く、開花は半月ほど先になりそう。ソメイヨシノのサクラ前線は寒さが続く中でも、東北の福島や宮城辺りまで北上したとのこと。暖かさも明後日頃からもどってくるようですから、春本番の温もりを期待しましょう。

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カラマツが芽吹きだしています。高い梢ですから、その気になって見ないと分かりません。斜面に垂れている枝先を撮りました、茶筅のような小さな緑葉が伸び出し、花芽も大きくなってきました。

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コブシも「北国の春」を唄うよう、ほころび始めました。蕾には小さな緑の葉が張り付いています。

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シバザクラ、日当たりのよい庭の一部で咲きだしました。富士山麓・本栖湖のシバザクラ祭りが開かれるとのこと、シバザクラで集客するところが増えました、寒さにも強い草です。

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草ボケが草むらで咲いています。枝も小振りで、枯れ草に潜って目立ちませんが、暖かさを強調するような色合いです。

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レンゲショウマの芽出しです。寒さに負けないよう、赤い色素を漲らせています。

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ヤマシャクヤクも負けじと顔を出してきました。

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イカリソウが花芽を伸ばしています、これは霜に弱そうですから寒冷紗の布団を掛けました。

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タラの芽、採れるようになるのはまだ先ですが、少し膨らんできました。