二日にわたって荒れ狂った春の嵐が去り、今日(8日)は抜けるような青空が広がりました。昨日は午後からは冷たい強風、夕方には白い物も交じり木立は轟々と音を立て、地震かと思うように小屋は揺さぶられ、安眠も妨げられました。今朝の大泉町、アメダスの最低気温は1.8℃とのことでしたが、小屋周辺では厚い氷が張ってもっと冷えたようです。

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神田の大イトザクラです。樹齢400年のエドヒガンザクラ、北杜市のホームページでサクラの開花状況を調べると、武川の神代ザクラは葉桜に、ここ神田のイトザクラは満開とのことでした。荒れた天気の後でしたが、青空に甲斐駒が映えているのでサクラが残っていればとやってきました。強風にもメゲズ花を残してくれていましたが、枯れた幹、枝が目立つようになり樹勢はだいぶ落ちているように感じます。

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サクラの周囲にはスイセンが沢山植えられて、甲斐駒ヶ岳などの雪山に彩りを添えています。

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北の方向には八ヶ岳の南端、編笠山や権現岳が雪を頂いて輝いています。

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オオイヌノフグリやホトケノザが土手のいたる所で春を謳歌しているようです。背後の山は八ヶ岳。

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今日の甲斐駒や北岳・鳳凰三山は冷たい空気で空も澄みくっきり望めます。南アルプスの山並をいつも眺める定点観測地・甲斐小泉駅上から撮ったもの。

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南アルプスの山を撮り、神田のイトザクラへ下って行く途中、富士山にせがまれてしまいました。甲府盆地も寒気が残って、富士の良い絵が今日は撮れました。