八ケ岳山麓の紅葉前線は、標高1000㍍近くまで下りてきました。小屋周辺のカラマツも色付き、風が吹くとキラキラと落ち葉が飛び始めています。今朝(30日)は冷えました、最低気温は2.7℃、ストーブを付けて布団にもぐり込む季節の到来です。

八ヶ岳高原ラインの赤い橋、川俣川・東沢周辺は紅葉が見頃となりました。主峰の赤岳は頂きを牛首山の上に少しだけ、左には権現岳の岩峰が連なります。写真に雪は見えませんが、角度を変えた場所からは八ヶ岳の稜線にも雪が付いているのが望めました。

橋の上から東沢上流を望みました、紅葉は今がピークのようです。

赤い橋から下流を撮りました、良い色付きです。雪の付いた甲斐駒や北岳が背後に写っている筈でしたが、谷筋の紅葉に露出を合わせたので山は飛んでしまいました、へぼなカメラマンです。

八ヶ岳高原・海の口自然郷に足を伸ばしました。野辺山の先、八ケ岳山麓の東側に位置するここは、八ヶ岳では一番の別荘地。高原ロッジでのランチとカラマツ林の紅葉を見に来たのでした。この道路を登った先には、杣添(そまぞえ)尾根経由で横岳への登山口があり通るのは度々ありましたが、食事に来たのはまだ数えるほどです。

長く続く別荘地の幹線道路からは、個々の別荘が見えないのも憎い、ここが200万坪と言われてもその大きさをイメージするのは難しい。

ロッジでのランチ後、落ち葉を踏みながら音楽堂から八ヶ岳高原ヒュッテへの途を辿る。マユミが良い色で森を明るくしていました。

八ヶ岳高原ヒュッテ、テレビドラマでの舞台ともなった自然郷のシンボル、夏やゴールデンウイークなどはここでもランチが頂けます。