東北の紅葉を愛でる旅も終盤に入り、今秋の紅葉・核心部分と思っていた蔵王エコーラインと磐梯吾妻スカイライン、二つの山岳ロードを一日で駆け抜ける欲張りコース選定。東北の山は広葉樹林が多いので、カラマツの多い八ヶ岳と比べ色の出具合が格段に素晴らしい。奥入瀬や十和田湖で味わえなかった山燃える秋を堪能でき、来た甲斐がありました。

山形・蔵王温泉をスタート、宮城県側の東北道・白石ICへ蔵王エコーラインを走る。駒草平から望む「不帰の滝」は駐車場や売店などもあり、色付いた山並をゆっくり眺める事が出来ました。

蔵王といえば「お釜」。リフトに乗って登ったのですが気温が3℃山道には霜柱も立って、ヤッケは着ているものの寒く早々に下山しました。

蔵王から福島に入り、午後は吾妻スカイラインへ。観光復興キャンペーンとして、2012年は福島県内の有料道路通行料無料は嬉しい。紅葉では特に人気のこのコース、走ってみて人気なのを実感しました。

磐梯吾妻スカイラインから下を望めば、福島市街が広がっています。

紅葉を堪能しながらのドライブは夢のようです。

停めて写真を撮りたいところが続いて悩ましい限りでした。

途中の浄土平は駐車場も広い。ここの駐車料も今年は無料で開放されていました。

浄土平の前にある吾妻小富士に登りました。

紅葉真っ盛りの磐梯吾妻スカイラインを走る。

見渡す山並、眼下の谷など全てが色づいて、まさに錦秋です。

最後は裏磐梯のグランデコリゾート、スキー場のゴンドラに乗って登ればブナ林が広がる山頂駅。ガスが出て青空は姿を消したけれど、カエデやブナの紅葉は最高の出来栄えでした。

グランデコ極上の紅葉では、フイルムなら数本分を使うほど撮りましたが、ベストな写真二枚を選ぶのは悩みました。

裏磐梯の紅葉の名所五色沼周辺、訪れたのが少し早かったようです。こちらは十和田と同じで月末頃が見頃になるでしょう。