関東・甲信地方も昨日、梅雨が明けました。全国的に猛暑が到来、熱中症の話題が絶えません。アメダスによると、今日(18日)の大泉町の最低気温は20.2℃、最高は30.3℃と山麓も暑くなりました、買い物に街へ出るのも躊躇するこの頃。4時近くなると涼しい風が吹きだし、ヒグラシが競って鳴きだしました。

霧ヶ峰高原の八島湿原を歩いてきました。夏の花はまだ少ないようですが、威風堂々としたシシウドがパラボラアンテナのような花を開きだしています。夏雲が湧き、梅雨明けを予感して帰ると、ニュースが「関東甲信は梅雨明けしたものと思われる」と報じていました。

車山肩のニッコウキスゲ。例年は7月半ばには満開なのですが、今は二分咲き程度と遅れています。

混雑する連休を避け、遅く来たのですがそれでも少し早かったようです。鹿除けの電気柵の中だけは、沢山の蕾が立ちあがっていました。

キンバイソウです。

ウツボグサ、庭で咲くものより色が濃いのは、寒暖の差が大きいからと言えます。

キバナノヤマオダマキ、小屋周辺はピークを過ぎましたが、霧ヶ峰周辺は標高が500㍍ほど高いので今が盛りと咲いています。

カラマツソウ、自然のものは風雪に耐えて背丈も70㌢程と締っています。

八島湿原でのシモツケソウの群落。

甲斐駒ケ岳(右)と北岳も夏の装い。昨日の朝9時頃、霧ヶ峰に行くとき小屋近くで撮ったもの。