今日(26日)の関東甲信地方は良い天気、気温も上がったようです。アメダスによると、大泉町の最低気温は8.8℃、最高は22℃、湿度も低く爽やかでした。横浜に帰る土産にとワラビ採りに行き、鹿の落し物の角を拾ってきました。

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県営牧場の鉄条網を潜る際に、取れる頃だった角が引っ掛かったのかもしれません。片方だけの鹿の姿を想像、バランスも悪かろうなと同情もしますが、増えすぎて庭や畑を荒らす鹿を思うと、憐れみは無用かなと考えます。

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長さが60㌢強の大きな角、春に落ちるとは聞いていましたが、近くの山で拾えるとは・・・ラッキー。もう片方の角があればなどと、欲張っています。これからは山に入る際には、山菜や山野草にばかり目を奪われないで、角が落ちていないか注意もしなければと思っています。

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ワラビ採りの際、日本サクラソウの自生地を見つけました。ほとんど人の入らない山中ですから、保護もされていません。しかし、盗掘もされずに花畑を作っています。白花のエンレイソウも咲いていました(写真左上)。

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自生種のアスパラです。山の天然アスパラといえば、シオデがそう呼ばれており、美味しい山菜ですが、形は違います。天然のアスパラ?を山で見つけたのは数年前のこと、アスパラそっくりですが名前が分かりません。しかし、持ち前の食い意地がこの植物の素性を突きとめました。ユリ目・ユリ科・アスパラ属のキジカクシが名前で、茎は食用になるとのこと。ワラビが出る頃に出ていますが、この日見つけた写真のような太いのはめったにありません。

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ヤブレガサを見つけました。若い葉が土から出た時に、すぼめた破れ傘のようになっていることから付けられた名前。芽出しの頃の葉と茎は食用になります、キク科特有の香りで東北では親しまれている山菜、いま採るには大きくなりすぎました。この場所を記憶に留めて、来春は少し頂きたいものです。