各地からは本格的な雪の便り、八ケ岳山麓では冬晴れの天気が続いています。昨日の午後は、一時的でしたが吹雪のような雪降り。今日も寒気が残って、アメダスによると大泉町では、昼間の気温も4℃。今朝は山梨県の全ての観測点で氷点下だったと、真冬日も近しです。

山の中から大泉町の集落を通り越して長坂への買い物、振り返ると八ヶ岳連峰がくっきり。昨日の雪、山梨側にはたいして降らなかったようです。

大泉町から長坂ICへ下って行く田圃道、白いドレスを纏った富士山が正面に迫ります。上の写真も同じ場所、車の中からコンテジで窓を下げ、左右を撮ったものです。

大菩薩峠の先にある親不知の頭から眺めた富士山。大菩薩への道路が冬季閉鎖される直前の15日、横浜からの山仲間らと合流、登ってきました。

上日川峠(標高1600㍍)にはロッジ長兵衛があるがこの日は休業、土休は営業するようです。ここまで車で入れるので楽な登山でした。10時半を過ぎていたので、駐車場から白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)の白い屏風、甲斐駒などを望めましたが、これら南アルプスの山並みは靄ってしまいました。

賽の河原から大菩薩嶺へ続く稜線、風が冷たいので鞍部の避難小屋脇で昼食を作りました。

雪道を登る仲間たち、と言っても皆が私より先輩、平均年齢は75歳を優に越えています。古稀になったばかりの私など、ここではまだ青二才扱いです。

大菩薩峠での記念撮影。この仲間一番の長老が、亡き奥様の俳句を長年かけて整理、遺句集を上梓したのを祝っての登山でもありました。この夜は大菩薩山麓秘境の一軒宿・嵯峨塩館に宿泊、忘年山行も兼ねての楽しい一夜となりました。