今日の八ヶ岳山麓は朝から小雨、濃い霧に包まれています。アメダスによる大泉町の最低気温は19.1℃、昨日より2℃ほど高い。迷走していた台風15号が北上、本州に接近してきました。明日から明後日にかけて、強い雨風にこちらも襲われそうです。連休も最後の昨日(19日)、編笠山の登山口・観音平(標高1580㍍)に登ってみました。山も静かになっただろうと思っていましたが、予想は外れ駐車場は車で溢れていました。

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サラシナショウマ(晒菜升麻・キンポウゲ科)を見つけました。笹が茂る樹林帯でも、背が高く白いブラシのような花は目立ちます。

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オタカラコウ(雄宝香・キク科)が群生しています。蕗に似た大きな葉、夏に盛りとなる花ですが、山中なので今が見頃です。この日は山ブドウの様子見が本来の目的、しかし、サラシナショウマやこの花を見つけ、急な斜面を下りコンテジで撮ってきました。

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セキヤノアキチョウジ、沢沿いで咲いていました。

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観音平から少し下った、富士山を望むビューポイントからの秋の風情。右側に連なる南アルプスの山並み、頂きは雲に隠れ撮ることは叶いませんでした。富士山手前の雲の下あたりが甲府盆地かな、写真左の山は茅ヶ岳です。

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ホウオウシャジン(鳳凰沙参・キキョウ科)が庭で咲きだしました。細い枝先に青い小さな釣鐘が数輪、満艦飾に花を付ける前の今日の雨降りに耐えています。

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山ブドウがやっと色付きだしました。高枝切り鋏を持参しましたが採るにはまだ早かったようです。この山にサルはいないのですが、ほかにも目に見えない競争相手がいて、時期を逸すれば採れないこともしばしば、キノコと同じです。

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おまけ
クルミをまた拾ってしまいました。完熟ですから靴で潰すと直ぐに実が取り出せます。
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第一回目に拾ったクルミが干しあがりました。リスにあげるといいながら、私も御相伴と割って穿っています。