関東・甲信地方は今日(9日)、梅雨明けした模様と気象庁が発表しました、昨年よりも八日も早いそうです。この先一週間は厳しい暑さが続く、熱中症には注意とのこと。梅雨明けが早そうとの読みで山に来て、やはり正解とひとりニンマリしています。ここ数日は冷たい空気が残っているので、山沿いは雷雨の恐れの予報が出ていました。案の定、ラジオを聞いていると、時折ザザーと雑音が入ってきました。西の空を見ると、入道雲が盛り上がって近づいてきます。

カラマツソウ(キンポウゲ科の多年草)が咲きました。球形で白く細い花の塊が、雨に打たれ、みすぼらしい姿になっていました。天候の回復で、しゃんとした姿に戻りました。この花は庭で咲いたもの、背が高いので花を上から撮るには苦労します。

ユウスゲが昨日、咲きました。夕方に咲いて、今朝の10時頃には萎んでしまいました。薄いレモンイエロー色というのでしょうか、山の中で淡い色を付ける花は珍しいと思います。

ニッコウキスゲも咲きだしました、庭なので群落とはいきません。車山は鹿に食われて、今年も花が見られないか心配ですが、梅雨が明けたようですから様子見に出掛けて見ましょう。

オニシモツケ。泡のように細かい花です、シモツケソウより葉も大型、一足早く咲きました。

こちらもオニシモツケ、園芸店で買った時は小さな鉢だったので可愛らしかったのですが、地に下ろしたら先祖帰りしたように大きくなりました。この花は少しピンクがかかっているようです。

シモツケ、こちらは草ではなく小さいながらも木なのです。

トモエソウ(オトギリソウ科の多年草)、花びらがよじれて巴状になるのが特徴で、高原の草地で見られます、昨年から我が家の庭で定住しています。

タマガワホトトギス、ホトトギスでは珍しい黄花です。地元の園芸店で400円は安いと購入したもの、ポット苗に花芽をいくつも付けていました。ポットの中は根がぎっしり、地に植えてもらい生き活きしたようです。白花などのホトトギスや山で自生するものはまだ花芽も上がっていません。