二週間ぶりに山に来ました。梅雨時ですから、雨を覚悟していたのですが、昨日(4日)は薄日もさす良い天気。荷を下ろすとすぐに、庭の山野草等が鹿に食われていないかチェックするのはいつものことです。今回は留守の期間が長かったこともあってか、鹿がロープの柵を越えて侵入、オミナエシ、シュウメイギク、ホトトギス、フシグロセンノウ、キキョウなど花芽の上がって来たものがやられてしまいました。今回の被害は一部だけでした、ガードを固めないと、庭の花は鹿にとっては御馳走ですから、みな食べられてしまいます。

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ウスユキソウが花らしくなってきました。白い苞葉のなかにある球形の総苞のなかに、本当の花があります。この花は庭のものですが、近くの低山でも普通に見ることが出来ます。一方、高山に咲くウスユキソウはハヤチネとかレブンの名が付き、花も大きく綿毛も多くて見栄えもします。

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トリアシショウマだと思います、とすればユキノシタ科・チダケサシ属。白い小花が沢山咲いて、小さい虫たちを集めています。

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ヤマブキショウマならバラ科・ヤマブキショウマ属ですが、見分けがつきません。茎の先に沢山の小花を咲かせ、虫たちは喜んでいるようです。

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ヤマアジサイが咲きました。日本古来のアジサイに派手さはありませんが、落ち着きのある良い花だと思います。アジサイですから、今の時季に挿せば直ぐに増やすことが出来ます。

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ミヤコグサ(マメ科の多年草)が庭で咲きました。近くの日当たりの良い草地でも咲いているかも、花がなければハコベのような小さい草ですから見分けがつきません。

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ムシトリナデシコです。花の下に粘りがあるのでこの名になったのでしょう。ヨーロッパ原産の帰化植物、元は観賞用として栽培されていたもの。今では道端や河原などでも良く見られます。

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イブキジャコウソウ(伊吹麝香草・シソ科の小低木)です。シバザクラなどと同じょうに地面を這って育っており、名前の通りに触ると強い匂いがあります。

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鹿に食われたオオバギボウシ。山菜(ウルイ)として私も間引いて食べていますので、鹿も食べたいのでしょうね!一度位なら食われてもギボウシは再生しますが、花芽を付けてくれるかが心配です。