今日は久しぶりの雨、山梨県全域に雷注意報が出て、雷鳴も聞こえています。パラパラと屋根をたたく音で外を見ると、雹が降ってきました。未明にかけて、雹などが降るとの予報もあったので、大切な山野草に寒冷紗を掛けたり、植木鉢を逆さに被せて守ってあげたつもりでいました。朝起きたら雨は止み、大泉町で最低気温が5.1℃と暖かい、雹よけを取ったら11時過ぎてから降ってくるという、何とも骨折り損の一日。乾燥の続いた庭の植物たちにとっては、芽出しの季節の恵みの雨です。外に出られないので、今はNHKのラジビタ~昼の憩いを聞きながら、このブログを作っています。雷が近いのでしょうか、ラジオにザザーっと雑音が入り、びくびくしながらのパソコン操作です。

カラマツの花です。カラマツなどの芽出しが始まったので、小屋近くを散策しながら新芽の写真を取り歩いていて見つけたもの、初めて撮りました。小さいながらも、カラマツの松ぼっくりの形がすでに出来上がっています。ピンク色の綺麗な形が雌花、右端の茶色の変な形が雄花のようです。これから少しの間は、カラマツの枝先を見上げて花芽を捜し、良い条件下での花を撮ってみましょう。

カラマツの芽出しです、小さな緑の茶筅のような形が面白い。

カタクリが咲きだしました。日差しがないと、花は閉じてしまいます。

カタクリは蟻が種を運ぶので、思いがけないところで子どもたちが育っています。カタクリの種には、蟻が好むものが付いているのだそうです。子孫を遠くに運んで残すための工夫がなされているのはすごいと思います。

ウグイスカグラ(スイカズラ科)、今年初めてこの花を見つけました、花後には、赤い小さなルビーのような実を付けます。

イカリソウの芽、恐る恐る花芽を伸ばしています。昨年は、戻り寒波で大分痛めつけられ萎れていました。

ヤマシャクヤクの花芽、だいぶ大きくなりました。あまり早く伸びると、寒さにやられないかが心配です。

ニホンサクラソウの芽出しです。長い冬眠からやっと目覚め、ニョキニョキと顔を出してきました。

スイセンも山ではこれからです。

おまけ
雹が降って、庭が白くなってきました、粒が小さいのでまずは一安心、バルコニーから撮ったものです。

追加しました
夕方になり晴れてきたので、カラマツの花を再度、撮ってきました。ピンクの雌花と雄花も今度は良く分かります。