東北・関東大地震から一週間が経ちました。津波で被災された方々や原発事故で避難を余儀なくされている多くの方の筆舌に尽くしがたい苦労は、体験した者のみ知るものだと思います。被災された方々に、いまは頑張れ!という言葉よりも、生き延びた命を大切にして、一日一日をお元気でお過ごしいただけることを祈っています。地震当日、山から慌てて自宅に戻ったので、小屋の片付けに連休を利用して家族で来た次第、明日には横浜に戻ります。今回は、ガソリンを横浜で入れることは叶いませんでしたが、東名足柄で20ℓ、地元の大泉で20ℓ確保したので帰路は安心。ガソリンや灯油の供給が安定するまでは、今までのような往来や山での仙人暮らしも我慢しなければなりません。

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18日、長野県富士見町~原村付近のズームラインを登って行く途中で撮った八ヶ岳、新雪が降ったばかりのようで山が輝いていました。この日、大泉町の最低気温は氷点下8.5℃と真冬並みの冷え込み。山梨は計画停電で買い物も儘ならないことから、停電の無い長野県・富士見町や原村に買い物、温泉と連日通ってしまいました。

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3月初めに咲きだした福寿草、その後の度々の降雪に覆われていましたが、めげることなく、日差しを受け花びらを輝かせていました。

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日当たりの良いところで、クロッカスが一つ花を付けています。寒い日もありますが、確実に春の足音は近づいているようです。

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クリスマスローズがお隣の庭で咲いています。この花が大好きだった先生、73歳で御主人らに言い残すこともせずに、2月末に突然逝ってしまいました。八ヶ岳山麓が大好き、スバルのレガシーを駆って一人西東京から飛んでき、山野草を愛でるついでに得意の料理を沢山御馳走になりました。小淵沢の音楽会や美術館巡りにも連れて行っていただきました。私はワラビ採りとかスノーシューでの散策ぐらいしか教えてあげられませんでした、これからのんびり遊べるときなのに、残念・淋しくなりました。

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主なき山荘の庭、クリスマスローズに寒さ除けの藁が掛けられていたので 重しを取ってあげました。

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クリスマスローズも安くなりましたね!などと私が言うと、この花は違うのよとY先生、何時も言っていました。私は今もこの花の名前は分かりません。