寒に入ったからなのでしょうか、本格的な寒い日が続いています。昨日、大泉町では最低気温が氷点下10.5℃を記録、今冬一番の冷え込みとなりました。今日は寒さも幾分緩みましたが、風が強く吹いて朝から梢を鳴らしています。風があると、体感的にも一層寒さを感じます。

富士山を眺めに歩いて里へ下りて行きました(8日)、往復で約一万歩の夕方の散歩。場所は大泉町から長坂町へ少し入った三分一湧水の下、富士見平の名前が付けられているビューポイント。手前の甲府盆地は靄っています、元旦の朝にアップした富士山は反対側、どちらから眺めても甲乙つけがたい秀峰です。

振り返ると、南八ツの端にある編笠山(2523m・左)と権現岳(2715m中央)、右に三ツ頭(2580m)。主峰の赤岳などはここからは望めません。

南八ヶ岳の全景、各頂付近には日差しが残り浮き立つように輝いています。写真を撮ったのは田圃の真中、見渡せば360度山ばかりですが、見飽きません。

南西に頭を振ると、甲斐駒ヶ岳(2965m)が目前に迫るようです。逆光でしたが日が沈み、雪の付いた天を衝く岩稜が見えてきました。

南アルプス前衛の山、奥にはふかヒレのように尖った北岳(3193m)が頭を出しています。