今朝は今シーズン一番の冷え込み、大泉町では最低気温が氷点下5.3℃、日中は日差しもあって最高は5.1℃でした。北海道などの日中も氷点下の厳しさと比べれば、寒いとは言ってもまだまだ我慢のできる範囲です。昨日(16日)、横浜の山仲間たちと忘年山行に行ってきました、行先は山梨の蛾ヶ岳(ひるがたけ)です。丹沢の最高峰も蛭ヶ岳、神奈川にある「ひるがたけ」の方が山屋には知られているように思います。

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蛾ヶ岳(標高1279㍍)の読み方を、「ひるがたけ」と読める人は少ない。忘年山行にこの山を選んだのは、麓の市川大門生まれの者が今回の山仲間のリーダーだったから。市川高校の校歌に「峨眉の山そそりたてるを」とあるのは、中国の峨眉山に由来するのではと言っていました。甲府盆地から見ると、奥秩父の金峰山が北の鎮(しず)め、南アルプスの白峰(北岳など)が西の鎮め、蛾ヶ岳が南鎮と江戸の頃から呼ばれていたとのことです。富士山の眺めが素晴らしいとのことですが、この日は眼下の精進湖、本栖湖に連なる尾根もガスの中は残念でした。

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登山口の駐車場から往復で3時間は雪もないので楽なコース。展望のない山頂での長居は無用、コーヒータイムだけで直ぐに下山しました。早い下山は、地元市川三郷町の温泉に入っての、忘年山行そっちのけの忘年会を期待してのことでした。

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四尾連湖の駐車場ここで9:30分が約束の集合時間、横浜から来る山仲間と比べ八ヶ岳山麓からの私は一時間ちょっとと近い、早く着いてしまいました。

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四尾連湖、夏は賑わうようですが冬は観光客の姿はない。仲間が来るまで、湖畔に行ってみましたが、今の季節は静けさだけで何もありません。

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四尾連湖の案内看板、大分くたびれていますが、この山上湖の由来などを読むことができます。

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おまけは鳥もつ煮みたまの湯・みはらし亭の一品、箸をつけてからあわてて一枚撮りました。今年のB級グルメの大会で「甲府の鳥もつ煮」がグランプリ獲得、一躍有名になりました。甲府盆地を見下ろす「みたまの湯」からの眺めは八ヶ岳、奥秩父、南アルプスを眺められる露天風呂、夜景はさぞや素晴らしいことでしょう。