7日は立冬、こも巻きなどが始まった、といったニュースが話題として取り上げられるのもこの頃です。この日の大泉町の最低気温は2.9℃、最高は13.5℃と穏やかな秋晴れが続いています。冬の準備をそろそろしなければなりませんが、木枯らしが吹く前の残り僅かの紅葉を追い、近場をうろうろしています。

7時20分、小屋裏のカラマツに朝日が当たりだしました。日差しを受けて黄金色に輝くカラマツ、山が燃えるこの頃が一番良い季節です。

長野側の原村・実践農業大学近くから見た八ヶ岳のパノラマ。5日に撮ったもの、中央の横岳稜線に白いものが残っています。主峰の赤岳は右の阿弥陀岳の陰に隠れています。右下の+をクリックすると大きな画面を観ることができます。

黄色ばかり、箱庭を眺めるかのような景色は、鳳凰三山への登山口・御座石鉱泉から精進ヶ滝へ向かう山中で6日に撮ったもの。イタヤカエデとブナの混成林のようです。

ブナと山モミジの赤がバランスよく配置されています。この写真はみずがき山公園から黒森へ下る途中、渓谷沿いに「これより恩賜林」の大看板があるところで撮ったものです。前の写真の精進ヶ滝へ登る道路にも、同じ恩賜林の看板があります。八ヶ岳周辺に広大な自然林が残っているのは、払い下げられて国・県有林となったからのようです。

山モミジとブナの紅葉。みずがき山近くの本谷川渓谷で撮りました。

