今日も各地で猛暑が続いており、東京・練馬では38.2℃の最高気温を記録したとのことです。アメダス実況によると、大泉町の最低が20.4℃は良しとしても、最高の32.5℃は都会並み。トウモロコシと枝豆を買いに町まで出ましたが、早々に山の中へ逃げ帰ってきました。昨日(16日)は久しぶりの青空、盆休みの混雑も峠を越えたようです。小海の「高原のパン屋さん」に立ち寄り、八千穂から国道299号メルヘン街道を麦草峠へ。帰りは蓼科の「石遊の湯」で汗を流し八ヶ岳を一回りして帰ってきました。

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麦草峠(2127㍍)にある麦草ヒュッテは、北八ッを歩く中心拠点だ。トリカブトが見事な花を付けていました。ヒュッテの背後の山は、茶臼山(2384㍍)です

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「南八ヶ岳を動的な山だとすれば、北八ヶ岳は静的な山である。前者を情熱的な山だといえば、後者は瞑想的な山だといえよう」。山口耀久著『北八ッ彷徨』巻頭の「岳へのいざない」に書かれた一節を借用しました。

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麦草峠から雨池へは一時間と近いが、一部に木道はあるものの、ほとんどがぬかるんだ山道ゆえ、白駒池のように観光客で賑わうことはない。シラビソ、コメツガ、トウヒなど針葉樹林に覆われた山麓は、昼でも暗く苔むしている。写真を撮るには悪い条件、フラッシュを使いたくないのと一脚なので、前後の三枚はISOを3200まで上げて撮ってみました。

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朽ちた木の上には新たな命が芽生え、写真の苔の上にはゴゼンタチバナが沢山生えていました。

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雨池、雨は多かったのですが、池の水量は思ったよりも少ない。背景の山は、横岳方向の山だと思います。
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アキノキリンソウとハクサンフウロ、麦草苑地で撮ったものです。