今日の八ヶ岳山麓は久しぶりの雨、降ったり止んだりの天気。アメダスの観測で大泉は最低気温が20.0℃、最高は23.9℃と暑さから解放された一日です。気温が20℃を超えるとジージーと鳴き出す山の蝉も、日差しがないと静かにしています。この蝉はミンミンゼミと同じぐらいの大きさ、大きな鳴き声を響かせます。小屋の近くではアブラゼミの姿は見えません、夕方に聞くヒグラシのカナカナには哀愁を感じます。

アサマフウロが咲き出しました。ハクサンフウロより一回り花は大きく、色も赤が濃いので目立つ存在、咲く時期はフウロの中では遅い方です。

タカネナデシコと思っていますが、平地に咲くカワラナデシコと同じようで見分けるのは困難です。咲いている場所が標高1150㍍の小屋、採取したのがここより上なので、エゾカワラナデシコかタカネかなと大した根拠も無く自己同定をしている次第。花の直径は5㌢程と大きく、花の中心部にはピンクの髭らしきものが生えていることなどを、それらしい理由づけとしています。

オトギリソウ、この花は庭に植えたものではなく、勝手に咲いている野の花です。イワオトギリよりも低い山地や野原で咲きます。

フシグロセンノウ、いま庭はこの朱色で占領されてしまいました。