太平洋の高気圧が元気を出してきたようです。各地で大雨被害をもたらした前線には、レッドカードで撤退してもらいましょう。青空が雲間から顔を覗かせ、南の風が吹き荒れて気温も上がってきました。ここ横浜で強い南の風が吹く日が続くと、梅雨明けは近い。13日に山から下り、直ぐの17日にはまた山へ戻る予定でいます。

トリアシショウマ、ユキノシタ科の特徴ともいえる丸型の小葉を見ての判断です。同じ科には斜上するチダケサシや、葉柄の基部が赤いアカショウマもあって同定には悩みます。バラ科のヤマブキショウマなどは、葉の形からなんとか区別できるようになりました。

ヤマホタルブクロ、平地に咲くホタルブクロと同じように見えますが、色が濃いのと花の上に被さる萼片の間に、瘤のような膨らみがヤマホタルブクロにはあります。

イチヤクソウ(一薬草)、生薬名:鹿蹄草(ろくていそう)。ひとつの薬草で多くの病気に効くことからこの名前が付けられたとのことです。イワウチワに似た葉です。八ヶ岳の山麓には、ベニバナのイチヤクソウも生えています。

エーデルワイス、園芸店で一昨年買い求め、ウスユキソウの本家というので植えたのですが、土が合わないのか今年の天候なのか、芽出しも半分と元気がありません。

ヤエドクダミ、植えられた生育環境が気に入らないと、遠くに根を這わせて引っ越しをし、生き延びるしたたかさがあります。

カワラマツバ(アカネ科)、カラマツのような葉っぱ、カニが泡を吹いたかのように見える細かな花を付け、小屋周辺の道端に咲いています。

マンテマ?
一株から長い枝を四方に伸ばし、這いまわるように咲いて庭で育てるには不向きな植物です。種を運んできたのが鳥なのかどうか、それも分かりませんが面白い形の花。名前を知っている方、いらっしゃったら教えてください!