梅雨入りで横浜に戻っていましたが、雨も一休みというので山にやってきました。カミサンらと利尻・礼文島へ花を観に出掛けるので長居はできません、日曜には帰る忙しい日程です。10日も留守にするとやはり梅雨時です、山野草も花を咲かせていますが、雑草たちも伸びのーびと茂っています。

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グンナイフウロ(郡内風露)。山梨県の郡内地方で発見されたのでこの名が付いたそうです。栂池では自然園のやせ尾根だけしか見られないとか、霧ヶ峰の周辺でもこの花は見られますが、この花のような良い色ではありません。写真のフウロは、わが小屋から30分圏内のある山で種を頂いたものです。

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キバナノヤマオダマキ。庭にあるオダマキのなかで、最後に登場しました、種が出来るたびに播いていたので今ではこのオダマキだらけ、毟り取っています。地元の八ケ岳山麓ではどこでも見られる、色合いの清楚なオダマキです。

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留守の間、幸いにも鹿の被害には合いませんでした。近くでイノシシの糞やミミズを掘り返した跡があります。カサブランカが咲く頃になると、新しい球根が充実するのをイノシシは知っているようです。ユリのあるところだけスコップを使ったように掘りあげ、球根を食べていくのです。何も対策をしていない家の庭は荒らされていますが、鹿よけの低いロープで囲ったわが庭は、ここ数年は侵入を免れています。

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ニリンソウ、キンポウゲ科というのは葉っぱを見れば一目瞭然、春山を代表する花の一つです。山の湿地などで咲いている花は、日照も少なくまた密集しているので花も葉も小さいのですが、庭では同じ花かと思うほどに葉も大きく、繁殖力も強くて勢力を拡大しています。

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ゲラニウム、洋風のフウロソウ科の多年草。耐寒性も強く秋の紅葉も楽しめる一株、花も長く咲き続ける頑張り屋さんです。

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ハイキンポウゲ(這金鳳花)、名前の通りに走出枝を出して、増えすぎを心配するほどに丈夫な花です。

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アッツザクラ、アッツ島に関係はありません。今ワールドカップで暑い、南アフリカが原産地だそうです。赤花があるのですが、まだ咲いていません。鉢にでも植えておかないと、草丈が低いので他の草たちに負けてしまうようです。