晴れの天気がようやく続くようになってきました、梅雨入り前の短い爽やかな季節です。昼間はここ数日20℃を超えるようになりましたが、今朝は大泉のアメダスで9.7℃と寒さも残っています。午後に雷雨注意報が出るのは毎日、雷鳴が聞こえ晴れ間もあるのに大粒の雨が降ってくることもあって、不安定な気候です。

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オオヤマオダマキです。ヤマオダマキの変種、紅紫色の距がクルリと内側に巻き込んでいるのが特徴です。庭の中ではキバナノヤマオダマキが多数を占めていますが、花の咲く時期はまだこれから、やっと花芽が立ち上がって来たところです。

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ミヤマオダマキ、名前の通りに深山や高山に咲くオダマキです。改良されたこの花に似たオダマキは、園芸店でもよく売られています。

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このオダマキに覚えはありません。他のオダマキより生育が早く、ひと足先に咲いた花は今まで庭では見なかったものでした。散歩中に種を採っては庭のあちこちに播いているので、花を見てからそうだったと、思い出すのでした。

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ヒオウギアヤメです。ヒオウギ(桧扇)の名は、ヒノキの薄板を重ねたようなアヤメより広い葉の出方から付けられたようです。庭にはこのアヤメのほかに、やはり山で種を採ったノハナショウブも沢山芽を出してから素性が分かり、ごめんねと言いながら間引いているところです。

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ギンラン、小屋の周辺を散歩すると、林の下などで咲いているのを良く見ます。

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オオバユキザサです。20㌢程の小さなユキザサは花を終え、今度は樹高が50㌢を超える大型の花。ユリのような大きな葉の先に、白い房状の花を付けます。

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マムシグサ、庭に勝手に侵入して大威張りしています。秋には真っ赤なトウモロコシ状の実を付けるのが面白いので、毟らずに何株かを残しました。

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キジカクシ、アスパラガスと同じ仲間。細かい枝を広げて、雉が隠れるまでには密生しないもののモヤモヤとしたのを山中で見かけます。今年は山に入るのが遅かったので、太いのは採られてしまい、収穫は一握りだけでした。グリーンアスパラと同じように、茹でてマヨネーズで食べました。

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ヤマウコギ、こちらも少し遅いのですが、日蔭の柔らかそうな新芽を摘んできました。タラやウドなどと同じウコギ科、やはり香りは強い。さっと塩茹でして刻み、炊きあがったご飯にまぶし、緑も鮮やかなウコギご飯は簡単に出来ました。ウコギを混ぜる際に、ご飯に少し塩を振っておけば良かったとは、食べ終わってからの反省点でした。

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山ツツジが見頃になってきました(隣の庭の借景です)。庭のレンゲツツジが花を落とし始めると、バトンを受けるように正統派のツツジが新緑を彩ってきます。我が家よりも標高の高い清里・美し森では来週、レンゲツツジが山を染めてつつじ祭りも開かれます。