関東地方は各地とも夏日に、あまり暑く感じなかったのは湿度が少なかったからかもしれません、爽やかな五月らしい陽気です。横浜に戻ったのは三週間ぶり、街路樹などの緑も濃くなりました。デジカメを手に、散歩の足を近くの円海山まで伸ばし野山の花を撮ってきました。

ミズキ(水木)。新緑の森では、白い花をたくさん付けているので、遠くからも目立つ存在です。

ニセアカシア、円海山に登る途中の横浜・横須賀道路法面に沢山生えているのを、花が咲いていたので分かりました。街路などにも植えられています、山間部河川の土手などに沢山咲いているのもよく見かけます。花は天ぷらで食べるとおいしいそうですが、手の届かないところで咲いているので、まだ食べたことはありません。

ウツギ(空木)、別名はうのはな、♪卯の花の匂う垣根に・・・と歌われたのはこの花でした。

ハコネウツギ(箱根空木)、咲き始めの花は白く、日が経つと赤味が出てくるようです。

ハルジオン(春紫苑)、野原のどこでも今盛りと咲いています。元々は園芸種として渡来したものですから、花を雑草扱いするのは可哀そう、なかなか綺麗です。

ニワゼキシヨウ(庭石菖)、普段は芝生の中に紛れていますが、花が咲くとこの花の存在を毎年知るのです。

オカタツナミソウ(丘立浪草)、円海山から瀬上池に下る沢沿いの日蔭で見つけました。

トキワツユクサ(常磐露草)、南アメリカ原産の帰化植物です。数年前に木立の下を埋め尽くす三角形の花、なんという花なのか分からずにネットで調べたのを思い出しました。

ハハコグサ、八ケ岳の山麓には近縁のヤマハハコが生育しています。

ユキノシタ、オカタツナミソウの側で咲いていました。

キツネノボタン(狐の牡丹)、キンポウゲ科の毒草、セリと間違えて食べたら怖い。花後に金平糖のような果実を付けています。瀬上池近くの湿地に沢山ありましたが、花が残っていたのは数輪だけです。山では同じ仲間の、ヤツガタケキンポウゲがこれから咲きだします。