ここ数日、山沿いでは遅霜の注意報が出されています。立春から数えて88日目、八十八夜の別れ霜と言われ、これ以後に霜は降りないとのことでした。しかし今年は違うようで、昨日は立春から99日目にあたり、九十九夜の泣き霜とか、自然が相手とはいえ農家の方は大変です。庭で芽出したばかりの花たち、今年は何度も痛めつけられました。今度も霜の害を心配しながら、久しぶりに横浜に戻りました。

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北岳と右の甲斐駒ヶ岳、横浜に帰る際に山から下った、甲斐小泉駅近くから撮りました。12時ごろなのに、冬型の気圧配置で乾いた空気が入っているのでしょう、山がくっきりと浮かび思わず車を止めてしまいました。

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マイヅルソウが咲きだしました。咲いていると言っても、5㍉にも満たない小さな花ですから、しゃがんで観察しなければ見過ごしてしまいます。

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チゴユリです、花はいつも下向きで撮りにくい花。繁殖力は驚くほどに強く、油断するとチゴユリだらけになりそうです。

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ユキザサ、葉はクマザサほどの大きさですが、花はこれも小さい。

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エビネ、わが庭の新参者。八ケ岳山麓産と言っても大分下で育ったので、私のところ標高1150
㍍の冬の寒さを越せるかが心配、耐寒性を試すため一株だけ植えてみました。昔は自然のものが良く見られたそうですが、今では採りつくされてしまったようです。

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リュウキンカ、山の渓谷沿いを歩けばよく目にする花です。私の庭で育つでしょうか、400円が無駄になるかどうか、根付いてくれよと祈る気持ちで植えました。

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ヤマシャクヤクが咲きそうになってきました、しかし、この日に山を離れるまでに花は開いてはくれませんでした。

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おまけの画像    ワラビが山でもやっと採れ出しました。横浜に帰る土産にと、三か所ほどの私だけのポイントを回って採ったものです。