春に3日の晴れなし、と言われていますが珍しく晴れた日が続きました。日曜日に横浜へ行って、25日の日曜にベルフラワーやパンジーなど冬越しした鉢花を持って、山に戻ってきました。今日(27日)は朝から小雨、気温は起きた時より低く午後3時で5℃、もちろんストーブを焚いています。これから明日にかけ、雨・風が強まるとの予報が出ています。

キバナイカリソウ、この花は白馬山麓生まれです。寒波の後に芽出したので、このイカリソウは良い花を咲かせ始めました。八ケ岳山麓に自生するイカリソウは赤紫の花、冬眠中なのか芽出しもまだです。

キジムシロ、芽出したばかりの3月に新芽を全てシカに食べられ、慌てて棒を立て見守ってきました。ヘビイチゴ、ミツバツチグリとの違いを教えてあげようと、一株だけ植えたものです。ムシロまでには広がりませんが、小さな座布団ぐらいに花を広げてくれるでしょう。

キジムシロ、ヘビイチゴと比べると花茎が長く株立ちするので、咲いているのを見れば違いが分かります。

キクザキイチゲ、これは白花、やっと一輪だけ咲きました。

ミツバツツジ、下の集落周辺では満開ですが、小屋のツツジは咲きだしたばかり。山の林間でこの花が見られるのは、レンゲツツジが咲きだす5月になってからです。

アネモネ、キンポウゲ科の多年草だけあって、耐寒性も強く毎春花を咲かせ、存在をアピールしています。

プリムラ・ポリアンサ、我が家では最古参の花、庭になにも無かった頃から頑張って咲いています。今では縁石に押しつけられ、株も大きくなれませんが、健気な一株です。

シバザクラ、標高1150㍍でも日差しがあれば育ちます。

スイセン、平地では初夏に入ろうという頃ですが、山ではこれからが春なのです。

玉咲きサクラソウ、地植えにすれば花も大きくなのでしょうが、火鉢に入って冬越ししたので、栄養不足なのかもしれません。花と比べると葉は、クリンソウのように大きくなるのが厄介です。

シラネアオイ、今年は大きな新芽が七本もあります。花芽もそれと同じくらい付くと念じ、楽しみにしています。

サンカヨウ、芽出しの時から花芽を付けて伸びてきました。花茎も30㌢ほどになりましたが、気温が低いので纏った葉を開けないのです。葉の一部は寒波で凍傷になったのか?変色しています。