横浜は昨日から真冬に戻ったような気温、冷たい雨降りが続いています。「ザンバランの登山靴、ソールの張替えが出来上がりました」と連絡があったのは少し前のこと、自宅に戻った機会に横浜の好日山荘へ。ビブラムソールを張り替えると、9000円弱の投資で新品同様に蘇りました。好日山荘に持参した時、店員が靴を一見しただけでメーカー名を受け取りに書いていましたが、気にも留めませんでした。店から連絡の留守電がありザンバランの靴と、気になってインターネットで調べたらイタリアのザンバラン社というメーカー、日本人向けに作った靴と分かりました。今はザンバランフジヤマGTという名で、ライニングがゴアテックスで売られています。

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それにしても、この靴の何十年も使える革靴の耐久力には頭が下がります。買った当時は足に合うのが優先で、メーカーの名前など忘れていました。山から帰った時の手入れを怠らなかったのと、布製?の軽登山靴を並行して履いてきたからかもしれません。30年以上前に買った登山靴、一度もソール張替えをしていなかったので、買った鶴見のIBS石井スポーツに張替えを頼もうと持参したら、閉店していたのに驚きです。同じ名のICI石井スポーツは、店舗を拡大しているというのに。やむを得ず、横浜の好日山荘に持って行ったところ、一か月ほどで出来ると受けていただいたのでした。

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総革製の登山靴は山用品専門店でも、今では絶滅危惧種になって、在っても片隅に申し訳程度に置かれている有様。このザンバランの軽登山靴は山屋のなかでは知られた存在、懐かしアイテムになっているようです。いつも履いている軽登山靴のソーがひび割れ、剥がれる寸前になっていたのを見つけ、昨年秋に買い換えたのを機に、山の小屋に置いてある革靴のソール張替えを決意したのでした。無雪期に日帰りで登る八ケ岳などは、運動靴と同じように浅いゴアテックスのトレッキングシューズを愛用しています。この革靴は中敷きをソフトなものに取かえただけ、見かけは購入した当時と同じ、保革油を付け磨き上げたので泥を付けるのが惜しくなりました。

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おまけ
ゼラニウム、実生から芽を出しました、右の一本だけは育つのが早い。どんな花を咲かせるのか楽しみです。

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ゼラニウムの種、フウロソウ等の種と形は似ていますが、羽がこちらはあります。一月初めに種を見つけ、空いた鉢に試しに播いたのでした。

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この花が親のゼラニウムです。