今日は東京なども寒いようですが、白馬から帰ってきた八ケ岳山麓も、昼間ですが氷点下の真冬日でした。出掛けた初日の14日は晴れていたのですが、その後は雪の降り続く毎日。関東南岸を低気圧が通ると、裏日本側や白馬などでは晴れることが多いのですが、そうした通例も今年は当たりません。スキー靴に付いた雪を払うため、膝の痛い右足で左の靴を蹴って(痛かったのを忘れ)、頭のテッペンまで痛い!と電気が走るようでした。以降は、膝は直ぐには良くならないことを改めて自覚し行動しました。

白馬三山や左手前のジャンプ台などを、今年初めて眺めることが出来ました。14日は連休最後の日、反対車線にはもう帰りの車が繋がっています、昼過ぎにスキー場に向かうのは私一人のようでした。
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薄雲が広がる中、大急ぎで北尾根から黒菱へリフトを乗り継ぎ、最後は八方尾根グラートクワッドリフト。八方アルペンラインの終点近くの第一ケルン(1831㍍)から白馬三山(左から白馬鑓ヶ岳2903㍍、杓子岳2812㍍、白馬岳2932㍍)を望みました、雲が出てきたので雪山との堺がぼやけています。

白馬三山の反対側には、写真中央遠くに双耳峰の鹿島槍ヶ岳(2889㍍)と右の五竜岳(2814㍍)の姿を観ることができましたが、これら山の頂はその後は雪雲の中に隠れてしまいました。午前中には青空も広がっていたようですが、2時過ぎて上ってきたのですから雲が出ても致し方ありません。

「ホテルくらや」の玄関前でスキーを履けば、そこはもう咲花ゲレンデ。温泉があって食事も美味しいので、小さなホテルですがオーストラリアなどからのリピーターも多いようです。大阪からの87歳の元気な姉妹とご一緒になりました、日本では白馬が一番お気に入り。くらやさんとは先代からのお付き合いとか、昔は滑ったおてんば娘も今はお婆さん。温泉と雪を観にきていると聞きました、自分もその年まで白馬に通えるようになりたいものです。
「ホテルくらや」http://www.hotel-kuraya.com/