明日が大寒だと言うのに、今日は暖かく三月の陽気だそうです、そうはいっても山の中は氷点下の世界です。夕焼けや朝焼けの山を撮ろうと、昨日は夕方、今朝は早起きをしてしまいました。寒さが緩んだのと明日は横浜に帰るので、その前にモルゲンロートに輝く空や頂などが撮れればいいな、と出掛けたのでした。

野辺山高原の平沢峠から眺めるのが、八ヶ岳が全体を俯瞰できるようで好きな場所。山道を登ってくるので、雪の後などは凍結が怖く早朝に来るのは控えています。今日の日の出は6:54分、この時間に間に合うようにやってきました。標高1450㍍、日の出前の寒さは覚悟して来ていますが、カメラのバッテリが上がってしまうのが心配なほど冷えます。。
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6:57分 八ケ岳の主稜線・左の権現岳や主峰赤岳、右の横岳などの岩稜が赤く色付いてきました。早起きした甲斐があり、狙い通りの写真が何とか撮れました。

左の北岳、甲斐駒ケ岳はここ平沢峠からは少し遠い。こちらの頂も穏やかな夜明けを迎えました。

7:02分 平沢峠のシンボルを入れての八ヶ岳です。明るくなったので、この写真を最後に帰ってきました。この場所に着いた6:30頃は、サンメドウズ清里スキー場に照明が灯り、圧雪車が作業をしていました。

昨日(18日)の日没頃、近くの長坂町・三分一湧水下の田圃に出掛けて夕焼けを待ちました。ここから見る八ヶ岳は、左に特徴のある編笠山や権現岳は望めますが、赤岳は見えません。

夕焼け空は駄目でした。南アルプス・左の鳳凰三山から北岳、甲斐駒のシルエットが影絵のようです。

ここからの富士山は左右に長く裾をひいて、遮る物は何一つ無いのですがどうももの足りません。もう少し赤い富士山が撮れたらよかったのですが、思うような画像は得られません。狙い通りの写真撮るには、まだまだ来る回数が足らないようです。

甲府盆地の夜景を撮ろうと暫く粘りましたが、手前の町並みは暖気のためか靄がでてしまいました。富士山の姿は、目を凝らして見ていると何とか分かると思います。