強い冬型の気圧配置も一休み、日本海側や東北・北海道の大雪もようやく峠を越えたようです。一方、私の住む関東平野部の横浜などは、青空の快晴は嬉しいのですが、カラカラの乾燥続きです。今日、北杜市大泉町のライブカメラ(大泉e-まち情報ステーション)で八ヶ岳周辺を覗いてみましたが、年末には無かった雪が甲斐小泉駅、大泉駅、清泉寮周辺では一面に積もっていました。このライブカメラ7台は、方角や望遠、広角などが任意に選べる優れものです。さて、連休ですね、雪と遊びに寒い中に行くつもりです。

プリムラ・マラコイデス(サクラソウ科・プリムラ属)が、寒さが一段と厳しい中でも元気に花を咲かせています。ある程度の耐寒性はあるのですが、夏の暑さには弱い。写真の花たちは、八ヶ岳山麓で育ったものを12月に横浜に持ち帰ったもの、咲き出しが早いのは環境の変化によるものと思われます。

山で桜が咲くころにはこの鉢も山に帰し、種を落として次の世代えバトンタッチします。自然交配しているので、白花を増やしたいのですがどうも劣勢です。

おまけはゼラニウムの種です。挿し芽で簡単に増やせることと、乾燥にも強く丈夫なことから人気の花。白や赤、朱色と咲き競っていた花後に、種らしきものが付いていても、汚くなるのでその都度取り除いていました。実の入った種らしいものを見つけ手に取ると、種に羽毛が付いているには驚きです。フウロソウ科の名の通り、種のつき方はハクサンフウロ等と同じですが、山のフウロは種が熟するとばねで飛ぶ仕組み、自然は良くできていると感心します。ゼラニウムの種、早速播きました。まずは、発芽してくれるかがお楽しみです。