
ツリフネソウ、大きな口をあいた花の形が何ともおかしい。キツリフネに代わって、これからこの花が秋の野山を彩ってくれます。
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昨日(29日)横浜に戻ってきましたが、ツリフネソウが元気で花を咲かせ、まだキツリフネも咲いていたのには驚きました。日当たりのない家の北側なら、横浜の平地でも種を落として育つようです。写真は今日(30日)撮ったものです。

キツリフネは花の数が少なくなり、ホウセンカと同じように触ると弾ける種が目立つようになりました。この写真は八ヶ岳山麓の庭で29日に撮ったもの。

コバギボウシの花簾です。春、シカに葉を食べられ、今年は花が見られないかと思っていましたが、自然の回復力はすごいと実感しました。

シラネセンキュウ(白根川芎・セリ科)、イブキボウフウや大型のシシウドなどと咲き方は似ています。セリ科の同じような花はたくさんありますが、葉の出るところがふっくらとしているのは本種だけのようです。去年はアゲハ蝶の幼虫のえさ場になってしまいましたが、今年は大丈夫でした。白い粒のように見える花弁も、マクロで撮ると形がはっきりと分かります。