30日の投票日までには横浜に戻ります。昔のこと、土井さんが「山が動く」と言ったことがありましたが、そんなことも忘れてしまうほど時は流れ、政治に絶望した日本にもようやく「チェンジ」の時代がやってきそうです。私ら高齢者が安心して暮らせる社会、若者には働く喜びを感ずるような労働を!そんな願いを込めて一票を投じたいと思っています。雲が多く快晴の日はここのところありませんが、八ヶ岳・権現岳への登山口、天女山から天の河原をへて1700㍍近くの尾根筋を歩いて、フジアザミなどの花を観てきました。

フジアザミ、日本産アザミの中で最も大きな花を付けます。
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フジアザミは、ほかの草が生えない砂礫地やガレ場で見られましたが、シカに葉を食べられた跡が残っていました。

イブキジャコウソウ、花の時季はとっくに終わっていましたが、日蔭などに少し残っていました。芝桜のように地を這って枝をのばします。

ママコナ、下の花びらに2個の白い米粒のような斑点からこの名前になったと。舌を出して、アカンベーをしているようにも見えます。草丈は10㌢にも満たない小さい株でも、しっかりとした花を咲かせていました。

ハナイカリ、花の形が似ているイカリソウはメギ科の多年草、こちらはリンドウ科の越年草です。

クサボタン、小さな釣鐘形の花に似つかわしくない葉、背丈も高くなります。

ヤマトリカブト、小さな蕾をやっと付けだした株が多い中で、このトリカブトだけは例外的に早熟なのでした。