梅雨の真っただなか幸いにも晴れた26日、横浜から知人夫妻が入笠湿原の山野草等を観たいとやって来ました。生憎とスズランのピークは過ぎていましたが、レンゲツツジが咲いて迎えてくれました。翌日は霧ヶ峰・車山周辺を案内。ビーナスラインはツツジ見頃の土曜日とあって、駐車場はどこも満杯でした。なんとか駐車場所を見つけ、沢渡から蝶蝶深山、霧ヶ峰湿原を歩きました。晴れてくれたのは良いのですが、ここは暑くても木陰がないのが弱点です。
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入笠湿原のウマノアシガタの群落、八ヶ岳山麓では同じような花を固有の種として、八ヶ岳キンポウゲと呼んでいます。どこに違いがあるのか、さっぱり素人には分かりません。
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クリンソウ、園芸種では黄色の花もありますが、ここで観たクリンソウは朱色っぽい群生と、この赤紫系の花たちです。同じ地域でも、土壌の違いなどが色の変化をもたらすのかも知れません。

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入笠山頂からの眺望は、八ヶ岳や甲斐駒以外は靄って見えません。良い天気でもこれからの季節、360度の展望を得るのは無理なようです。Hさん(右)と私との記念写真。

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車山は一週ほど前に一人で来ました、平日ですから車山肩の駐車も容易でした。この日は咲き遅れていたレンゲツツジも花開き、見事な朱色で山を染めてくれました。ドームのある山が車山、写真に写っている白花はコバイケイソウです。
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蝶蝶深山に登っていく斜面、物見岩方向を振り返りました。この風景もゆったりして良いですね、此処を下ると八島ヶ原湿原に至ります。その日の体調や歩ける時間によって、いくつものコースから選択できるのが、霧ヶ峰・車山周辺歩きの面白さといえます。