八ヶ岳山麓に10日ぶり今日戻ってきましたが、雪はほとんど消えてしまいました。大泉町のアメダスでは今朝は-0.4℃、最高気温は6.6℃ですから暖かです。この季節に山に来ると、小屋の中にあるボールの水もカチカチに凍っているのですが、それもなく拍子抜けのような陽気です。

中央道を走って笹子トンネルをでると、甲府盆地の彼方に白く輝く南アルプスが迫ってきます。昼食で立ち寄った釈迦堂PAから、南アルプスの山々を撮りました。左から農鳥岳、間ノ岳、北岳といずれも3000メートル級の白峰三山、右手前に薬師、鳳凰、地蔵と続く鳳凰三山、右端にはピラミダルな甲斐駒ヶ岳が聳えています。これらの山々を眺めると、山梨にやって来たと実感するのです。
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甲府盆地を過ぎると眼に飛び込んでくる八ヶ岳、この山懐に向かって進むのですが、遠くからの八ヶ岳を撮りたいとは思いながらも、停めることに躊躇していたのです。今日はゴメンねと、長坂ICで下りる少し前の須玉バス停に停めて撮ったものです。

雪が消えた小屋入り口脇で、フクジュソウ(福寿草)が一輪咲いていました。去年とは比較にならないほどの早い咲き出しです。