2月になったというだけで、気分的には大分春が近い感じ、陽差しは日ごとに強くなってきました。小田原・蘇我梅林の梅祭りが始まりました、早咲きはもう見頃で昨年より開花が10日程早いのだそうです。久しぶりの円海山までの散歩、梅の開花を観ながら畑途を登っていくと、土手には春を告げるオオイヌノフグリが咲いていました。

横浜市郊外・円海山から観た富士山。先日の河口湖からの富士山とは、見る角度が違うのですがどこから観ても美しい。三脚を立て富士山を撮っていた方の話では、横浜開港150周年の記念イベントの一環?として「横浜から見た私の富士山」の写真を募集しているとのこと。どんな写真を応募すれば選考員の目に留まるのかなどと、無い知恵・頭を絞っているところです。
写真をクリックすると大きな画面で観ることが出来ます

畑の中の梅はほぼ満開、梅の香を漂わせています。

「梅は咲いたか、桜はまだか」などと言いながら遊んだ花札も、遠い昔のことでした。さて、梅につられて咲いた訳ではないのでしょうが、桜が咲き出しているのには驚きです、早咲きの河津桜と同じ種類のようです。

ナズナ(アブラナ科の越年草)、春の七草の一つでペンペン草と呼んでいました、三味線のバチのような実がその名の由来なのでしょう。耳元でこの実を振って、シャラシャラという音を聞いて遊んだのは子供の頃でした。

ハコベの花、これも春の七草の一つでハコベラと呼ばれています。咲いているのを見過ごしてしまうほど小さな花ですが、よく見ればしっかりとした良い花です。

ホトケノザ、シソ科のこの草は七草のではありません。まだ咲き出したばかりですが、群生して咲いていると、遠目ではレンゲが咲いているようにも見えます。

オオイヌノフグリ、陽溜まりの土手で咲き出しました。5㍉程の小さい花、足下をよく見ていないと見過ごしてしまいます。

オオイヌノフグリが枯れ草の中で、夜空に輝く星のように咲いています。満天の星のように咲きそろうのは、暖かくなる4月頃になるでしょう。陽差しが無いときは、花は閉じています。