今朝は暖かい、大泉町のアメダスで最低気温は-4.8℃。とは言っても最高気温は4.9℃ですから、やはり寒の内の冷え込みは我慢しなければなりません。NHKテレビの「鶴瓶の家族に乾杯」はよく見る番組、26日はなんと山梨県・北杜市でした、録画はしませんでしたがしっかり観ましたよ。広い北杜市のなかで、私の住んでいるごく近くの長坂町・大泉町で番組が収録され、知っている場所が次々出てくるだけで良い気分になりました、2月2日の続きが楽しみです。

鶴瓶さんが立ち寄り蕎麦を食べた三分一湧水館、今日ここの売店(写真中央左)にお米を買いに立ち寄りました。八ヶ岳南麓産のコシヒカリは、標高が高いところで作られ水も良いので魚沼産に負けない旨いお米です。ここでは地元で採れる野菜や果物なども安い、明日、横浜に帰るので土産を買いに来たのです。写真の山は編笠山や権現岳など八ヶ岳の山脈、正面には南アルプスの山々を眺めることが出来ます。
写真をクリックすると大きな画面で観ることが出来ます

鶴瓶さんがゲストの松井一代さんと合流した富士見坂は、地名にあるのかは定かではありませんが、別荘地分譲の看板には富士見坂と書かれていました。この辺りで南東が開けていれば、どこからでも富士山を眺めることが出来ます。隣町の富士見町は長野県ですが、富士山がやはり良く見えます。今日の富士山は霞んで見えません、南アの北岳や甲斐駒の頂きを何とか望むことが出来ました。

同じ場所から茅葺き屋根の農家と八ヶ岳を撮りました。一昨年はこの農家の前の畑はヒマワリ畑でしたが、去年は普通の農作物が植えられていました。よそ者は絵になると喜んでいたのでしたが、人が集まれば農家の方に迷惑なことがあったのかも知れません。この写真を撮っているとき、この地に定住している知人が散歩で通りかかり、陽溜まりの道端に座り込んで山談義をしてしまいました。

三分一湧水館の近くにある水車、峡北地区で残る唯一のお米を搗いた水車という案内がありました。冬場は水が凍るので動いていませんが、春になれば動き出すでしょう。

甲斐小泉駅側の平山郁夫シルクロード美術館は、冬季休業中です。この館の前を通り小海線に沿った泉ラインを甲斐大泉駅まで7分ほど走ると、パノラマ市場があります。地産地消を合い言葉に、地元農家の方達が運営し農産物などが安く買えます。松井一代さんが此処で買い物をしたり、下の畑で大根を頂いたりしていましたが、この市場も冬季はお休みをしています。

ここ三分一湧水は、日本名水百選に選ばれています。一日の湧水量は8500トン、水温は年間を通して10℃と案内板に書かれていました。流れの中に三角の石を置くことで、水の流れを公平に三分割した先人の英知には頭が下がります。一週間前の雪は消えましたが、厳寒期の平日とあって観光客はまばらです。この水、昔は手ですくって飲んだりしましたが、今は生では飲まないようにしています。山の水が汚くなった等を耳にするので、ペットボトルで汲んで帰り、お茶などに使うようにしています。この水が飲めるとか、飲めないと言った看板はありません、責任を問われるから掲示しないのでしょう。