明けましておめでとうございます


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横浜市の南西郊外・円海山からの富士山、季節風が強まる冬は空気も澄んでいて雪もあるので良く見えます。自宅から歩いて30分と近いので、私の散歩コースとなっています。
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日没から30分待ったら、茜色の空に黒い富士山のシルエットが浮かびました。夕方の散歩の時間を伸ばして待った甲斐がありました。29日、17:08分にコンデジで撮ったものです。

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円海山の夕暮れを追加しました1月2日、日没直前の16:35分に写したもの、富士山を眺めに今日は沢山の人が登って来ていました。

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同じ円海山から北側の横浜の夜景を撮ってみました。17:14分これもコンデジで写しました、手ぶれが出ています。左奥に横浜みなと未来のランドマークタワーなど、右側に明るく続くのは石油コンビナート、根岸湾の海岸線を浮かび上がらせてくれました。

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大晦日、渋谷駅に出かけて岡本太郎の壁画を観てきました。平和への祈りにコメントはいらない。誘致合戦の末に、京王井の頭線・マークシティーからの2F通路に安住の地を得たこの壁画、人々の魂をずっと揺さぶって欲しいと願ってきました。

「目標の地点に必ず到達する」というオバマ氏勝利演説の要旨です
私はこれがあなた方の勝利だということを決して忘れない。これはあなた方の勝利だ。2世紀前の「人民の、人民による、人民のための政治」は滅びていなかったことが示された。これはあなた方の勝利だ。
前途は長く、登るべき坂は険しい。後退も、つまずくこともあるかもしれない。1年や1期(4年)だけでは到達できないかもしれないが、約束する。われわれは目標の地点に必ず到達するということを。 ・・・・・勝利そのものが変革なのではなく、(勝利は)変革を起こすチャンスにすぎない。・・・・世界を引き裂こうとするものは打ち倒す。平和と安定を求める者は支持する。きょう私たちは、米国の真の強さは経済規模や力や武力によってもたらされるのではなく、揺るぎない理想の力、つまり民主主義、自由、機会と希望によってもたらされるということを示した。
 今夜、私の心に浮かぶのは(ジョージア州)アトランタの106歳の女性のことだ。女性であり、(黒い)肌の色のために投票はできないと言われた。全米が大不況の絶望に包まれた時、(フランクリン・ルーズベルト大統領の)ニューディール政策や共通の目標によって恐怖を克服する国を見た。イエス・ウィー・キャン(そう、私たちにはできる)
彼女は、われわれの港が爆撃されるのを目撃し、圧政が世界を脅かした時代を生きた。アトランタ出身の(キング)牧師が「われわれは乗り越えなければならない」と人々に訴えた時に、そこにいた。彼女はどう米国が変わることができるのかを知っている。イエス・ウィー・キャン

爺のひとりごと
公民権運動の先頭に立っていたキング牧師が暗殺されて40年、アメリカは変わったのでしょうか、変わるのでしょうか。オバマ勝利演説に涙する黒人たちの姿を見ていると、アメリカが好きでない私も、つい貰い泣きをしそうになりました。
ジョーン・バエズの代表的な歌の一つとなった「We shall overcome 」日本語訳で「勝利の日まで」を、ギターで仲間達と歌った40数年前のことを昨日のように思い出します。20万人のワシントン大行進、We shall overcome
some day・・・を歌いながら進む、その歌には力がありました。抑圧された人々が、自由と公正と正義を訴える有効なコミュニケーション・連帯の手段として歌声は時には人をさえ動かしました。
change!Yes, we can!というオバマの勝利演説には感動しました。さて、翻って我が国の今年を考えるとどうなるのでしょうか。経済は?政治は?安心して暮らせる社会にして欲しいのですが、お願いしているだけでは実現は無理なようです。非正規の労働者が働くものの三分の一にもなるというのに、温和しい羊の群れのような人たちばかり、怒りや闘いを忘れた羊の群れの権利など、誰も守ってくれはしないでしょう。
change!Yes, we can!