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今年も甲州百匁柿で枯露柿作りに取り組んでいます、この柿は国内で最大級の渋柿です。写真手前の柿はどれも400gを越える大きなもので、500gまで量れる調理秤の針が振り切れたものもありました。
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今年は柿の当たり年(豊作)のようで、去年より二割ほど安く買えました。夜なべをしての皮剥きや、干す作業は全て私の仕事です。剥きだしてから、剥く前の写真を撮らなかったのに気づいて、慌てて写した一枚です。
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この写真の柿は手前が諏訪産のもの、南信州の市田柿と同じような大きさです。甲州の百匁と比べると半分ぐらいの大きさです。奥の二個ずつ吊した柿は、やや小ぶり300g級の百匁柿、今年初めて一週間前に買って吊したものです。枯露柿になるには、40日ほど干さなければなりません、12月上旬には干し上がる予定です。
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柿の剥いた皮、美味そうです。干してから漬け物に入れるとか、私は何に使うか決めていません。干したら甘くなるとのことですから、まずは食べてみましょう。昔、農家の子供らは筵に干してある柿の皮を、食べ比べ歩きし、「どこどこのは美味い、あそこはケチだから(皮を薄く剥くから)まずい」など言ったものだよ、といった話をこの地生まれの方から聞いたことがあります。