梅雨明けしたような陽気となりました。それを予測したかのように、昨日から八ヶ岳山麓に来ております。12日振りの山ですが、草花たちは留守の間にもしっかり生育し、花を付け出しました。昨日の北杜市大泉町の気温は、最低が19度で最高気温は28度でした。山の中でも26度で暑かつた、とは定住されている方のお話、今日の山は暑く夏日となっています。

ウツボグサが咲き始めました。写真をクリックすると大きくなります

イブキジャコウソウ、小さいながらも草ではなく木なのです。山野の砂礫地などに生育しているものは、花の色がもう少し赤いようです。

コマクサが一輪だけ花を付けました。昨年から咲き出しました、実生から育てたものです。花の付いている苗を何度も買って、用土にも注意して植えましたが、翌年には消えてしまうのが殆どです。この苗床から移植したのも育ちません、残した二本はここが気に入ったようですので、このまま育てています。

白山オミナエシだと思います。カワラナデシコの脇に植えてあるので、花や葉は直ぐに倒れてしまうカワラナデシコの下敷きに何時もなっています。

ヤマブキショウマが盛りと咲いています。花には小さな虫たちが沢山集まっています。トリアシショウマとよく似ています。

山アジサイの花が開きました。日本古来のアジサイはこの花と同じような、ガクアジサイです。山取した小さな苗が大きくなって、三年目でやっと花を付けてくれました。

シモツケが咲き出しました、草ではなくこれも木です。草のシモツケソウも花芽を伸ばしあと一週間もすれば花を咲かせるでしょう。シモツケソウの花茎が虫に囓られ、枯れかかって頭を垂れています。急いで消毒をしました、発見が早かったので半分は助かるでしょう。

エーデルワイスが満開です。この春に原村の実践農業大学で購入したもの、園芸品種と思われます。